Upload 2016.04.10
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大石真行

玄学舎とは

玄学とは辞書的には「玄妙なる学」との意味で狭義には老荘の学、広義には深遠なる学問を指す。しかし、我々の考える玄学とは中国的形而上学であり、なかでも卜筮星相と呼ばれる術数を玄学と称している。

もっとわかりやすくいえば、机上の空論や、学問のための学問の部分はどうでもよく、現実生活に応用可能な神秘思想を玄学ととらえているのである。その中核をなすものは俗な表現で言えば「占い」ということになる。

さて、占いはいつから子供の遊びに堕してしまったのであろうか?

人間の未来を知りたいという切実な願望、その願望はやがて数多くの未来予知技術を生み出すこととなった。もちろん、多くの占いは、その産物である。それはまた同時に人間の構造把握にも繋がることとなった。しかも、この場合の人間とは、多くの学問で取り扱う社会から切り離された(実在しない)モデルとしての人間ではなく、現実生活の中で生々しく生活をしている人間なのである。

この観点から見れば、占いを命、卜、相などと分類することには、学者の趣味に過ぎないということがよくわかる。実占では、卜を無視した命、命を離れた卜などに実用性は無く、同時に無意味なのである。実用の学となるためには命卜相は一体化しなくてはならない。そして本来の玄学はそのようであったはずである。このように貴重な文化遺産とも言うべき玄学の多くは、歴史の中に埋没してしまった。

よって我々の課題は、それらの文化遺産の発掘作業であり、もしそれらが復元できないのなら、我々が総合占術を構築し後世に伝えていくべきであると考える。我々の目指す玄学は、その意味で実用に耐えうる総合占術なのである。

玄学舎とは、この玄学の思想・技術を世に紹介・普及しようとする団体である。

平成癸未歳 玄学舎代表 大石眞行 記